日引ふれあい広場が伝える

日引の棚田

福井県高浜町 — 山と海、稲穂が織りなす聖域

夢見たものは
ひとつの幸福
ねがつたものは
ひとつの愛
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このサイトについて

日引ふれあい広場が発信する、日引の棚田の紹介サイトです。
「願い」と「待つ時間」――トップページの言葉は、この土地を思いながら選びました。 景観の美しさだけでなく、集落の営みや来訪の手がかりもあわせてお届けします。

景観

内浦湾へ続く棚田の段々。季節と光で表情が変わる、海辺の田の風景です。

営み

石を積み、水を引き、田を守る。人の手でつながってきた時間が、この景観を支えています。

来訪

初めての方でも迷いにくいように、歩き方・配慮・アクセスをまとめました。

日引に寄せて

夢見たものは ひとつの幸福 ねがつたものは ひとつの愛 そして かなしみに満ちた世界で ただひとり しづかに それを待ってゐた

立原道造

海へ続く階段

福井県高浜町日引地区。入り組んだ内浦湾の静かな入江に、約二百枚の田が海へと駆け下りるように並んでいます。

「日引の棚田」は、室町時代から続く人々の営みの結晶です。半農半漁の暮らしの中で、先人たちが石を積み、土を盛り、水を引いて築き上げました。

季節の棚田

同じ場所でも、季節でまったく違う表情になります。 訪れる時期の手がかりにどうぞ。

田起こしの気配。水が入る頃は、空と山がやわらかく映ります。

海風と緑。稲が育つ力強さと、入江の静けさが同居します。

稲穂と夕景。色が深まり、棚田の段差がいちばん際立ちます。

静けさの季節。輪郭だけが残る風景は、時間そのものに近づきます。

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見学の手がかり

棚田は、人の暮らしと作業の場でもあります。
安心して訪れていただくための、簡単なメモをまとめました。

歩き方・撮影の配慮

  • 田や畦は私有地・作業の場です。立ち入りに配慮してください。
  • 通行の妨げにならない場所で、短時間の見学を心がけてください。
  • 撮影は周囲の生活に配慮し、人物が写る場合は許可を取ってください。

安全のために

  • 足元が滑りやすい場所があります。雨天・降雪時は特に注意してください。
  • 海風で体感温度が変わります。季節に合わせた服装がおすすめです。
  • 夕方以降は暗くなります。早めの行動を推奨します。

行事・交流

美しい景観を守り続ける日引の人々。 訪れる方々との交流や、地元の恵みを分かち合う場所も育まれています。

日引ふれあい広場

集落の中心にある憩いの場。ベンチで海を眺めたり、地域イベント「夕涼み会」の会場として賑わいます。

広場の詳細を見る

農家食堂

不定期で開催される幻の食堂。内浦湾で獲れた新鮮な魚介や、棚田米のおにぎりなどが振る舞われます。

食堂メニューを見る